2年前に蕗の根を2株植えて以来、今では春になるとあちこちに生えてくるようになりました。
フキノトウの時期は天ぷらで楽しめるのですが、今の時期は茎と葉っぱだけなので、何とか活用することができないかと、いつも眺めているのですが、ついついほったらかしの状態が続いてしまっていました。
今年も何度か収穫して、酢味噌和えや煮つけにしていましたが、一度収穫しても、また新たに次の茎が伸びてきて、大きな葉っぱに育つほど旺盛です。
限られたスペースの中でいろいろな野菜を育てている我が家では、蕗の葉っぱが大きくなるとかえって邪魔になって、他の野菜に日が当たらなくなることもしばしば。
このままだと隣のシシトウと人参に日が当たらなくなりそうだったので、今年4度目の収穫を行いました。
葉っぱも食べられるのですが、処理が面倒なので捨てちゃいました。
茎だけを使って、ぬか漬けにチャレンジしてみました。
まず、軽く洗って、まな板の上で塩を降って、板擦りします
ゴロゴロと手のひらで転がしながら、塩を擦りこんで、全体に染み渡ったら、鍋で2分ほど茹でます。
こうすると外側の皮が剥きやすくなり、あく抜きもできます。
茹でたら水で洗って、ペティナイフで茎の端に切り込みを入れて、スーッと剥いていくときれいに皮が剥けます。
食べごろの大きさにカットして、いよいよぬか漬けに入ります。
ブルックスのかんたんぬか美人を使って、ぬか漬け開始です。
ぬか美人25gと水30gをよく混ぜて、蕗を投入です。
ぬかが全体に行きわたるようにもみます。
これであとは密封して90分待つだけ。
実際のところ、午前中に漬けたので、食べたのは夜でした。
半日ほど漬けたことになったのですが、さてさて味の方は....。
漬けすぎを予想していたのですが、意外とあっさりで、蕗の風味と歯ごたえ、そしてぬかの味、酢味噌和えや煮つけとは違った「漬物」的な味がしっかりと出ていました。
お酒のつまみ、ごはんのおかずにもよく合います。
ブルックスの「かんたんぬか美人」でいろいろなものにチャレンジしていますが、糠床を作る必要もなく、漬け樽も必要なく、袋に混ぜて放っておくだけなので非常に簡単で便利です。
基本90分で漬けることが可能なので、時間がない時でも楽しめ、逆に漬けすぎても失敗しないといった利点もあります。
まだまだ我が家の蕗は、次の新しい葉っぱが姿を見せ始めています。
あと数回は味合うことができるかもしれません。
手間なし本格ぬか漬け!<発酵食品をお手軽に>【かんたん ぬか美人】