ブルックスの「ぬか美人」で ぬか漬けいろいろ

簡単にできるぬか漬け。色々な食材にチャレンジしています。

ブルックスの「ぬか美人」で 下仁田ネギを漬けてみました

下仁田ネギのぬか漬けにチャレンジ!

 

道の駅で下仁田ネギを買ってきました。

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一袋200円

白い部分が長くて太いのが特徴のネギです。

 

本当は鍋にして食べたいところですが、この白くて太い部分をぬか漬けにしてみたら、どんな味なのかとても興味があったので、漬けてみることにしました。

 

事前にネットで色々とネギのぬか漬けを調べてみたのですが、ほとんどが失敗に終わっているようでした。

・辛さが強く残っていて、お勧めできない。

・そもそも苦みの強いネギは、ぬか漬けには向いていない。

といった内容だがほとんど。

 

ダメ元のつもりで何とかチャレンジしてみます。

 

今回は、多くの人がやっていた生のまま漬けてみるパターンの他に、一度軽く茹でてから漬けてみるパターンも試してみました。

 

まずはネギの下処理です。

今回はお試しなので少量で作ります。

生用と茹で用それぞれネギ1本づつ。

葉っぱは使いません。白い部分中心です。

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それぞれ1本使用

生で漬ける方のネギは、よく漬かるように、切れ目を入れておきます。

表裏ともに斜めに切れ目を入れます。

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生用に切れ目を入れる

茹でる方のネギは、切れ目を入れてしまうと、茹でている際に形が崩れてしまいそうなので、半分に切ってそのまま茹でます。

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半分に切って茹でる

2分ほど茹でてみました。

柔らかくなっています。

ちょっと端の方を切って味見。

ウーン、下仁田ネギの甘さが出ていておいしい。

 

水にさらして冷まして、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。

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キッチンペーパーで水気を拭き取る

ツルンと中が出てしまうので、それも良く拭き取って、できるたけ水分を無くした状態にして漬ける準備完了です。

 

ここで、いつも使っている、ぬか漬けの素を用意します。

手を汚さずにできる、「かんたんぬか美人」です。

 

簡単!失敗ナシ!【かんたん ぬか美人】

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ブルックスの「かんたんぬか美人」

 

保存袋に「かんたんぬか美人」25gと水30gを入れ、軽くもみもみします。

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生用と茹で用それぞれ準備

ぬかと水が混ざったら、下処理した下仁田ネギを入れて軽くもみます。

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ネギを入れて軽くもむ

あまり強くもむと、グニャグニャになってしまうので、軽くネギ全体にぬかが付くようにもみます。

特に茹でた方は柔らかいので、丁寧に。

 

もみ終わったらそのまま常温に置いておきます。

これであとは待つのみ。

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常温で置いておく

 

この「かんたんぬか美人」はキュウリやカブなどの野菜であれば、90分で漬かるのですが、ネギの場合は辛みが強いので、1日漬けてみようと思います。

 

試しに90分後、少し切って食べてみました。

 

<生で漬けた方>

ぬかの味もして一応漬かっています。 でもあとから辛みが口の中に広がって、しばらく後味が残る感じです。

やはりもう少し漬けた方が良いようです。

 

<茹でて漬けた方>

辛みはあまりありません。むしろしょっぱいくらい。結構漬かっているのですが、何となく茹でたネギにみそを付けて食べているような感じです。

こちらも、もう少し漬けてみます。

 

そして24時間後。

袋から取り出して、ぬかを洗い流して、実食です。

 

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下仁田ネギのぬか漬け(左が生 右が茹で)

<生で漬けた方>

白い部分は、パリパリとした食感で、程よくぬかの風味としょっぱさが最初は感じるのですが、後から辛みじわじわと出てきます。胃がムカムカしそうな感覚が出てくるので、あまり量が食べられそうにありません。3切れくらいでやめました。

緑の部分(葉っぱの根元)は比較的辛みは弱く、後味も気にならない感じです。

食感も白い部分ほどではないですが、パリパリとしています。

どちらかというと、今回あまり使用しなかった葉っぱの部分を使った方が、辛みも抑えられて食べやすかったのかなと思います。

 

<茹でて漬けた方>

食感は生よりも柔らかく、ジューシーな感じで、少ししょっぱ目のぬかの味が浸みこんでいました。

辛みもそれほどなく、充分食べられる出来具合ですが、パリパリとした食感はなく、「ぬか漬け」を食べている感じはしませんでした。

漬けて90分後に食べてみたときの感じと同じように、茹でたネギにみそを付けて食べているのとあまり変わっていないような感じでした。

 

といったように、生で漬けたものと茹でて漬けたもの、供に納得できるような結果ではなかったので、やはり多くの方々がチャレンジしてみたのと同じような結果でした。

 

ところが1日後

 

前日食べきれなかった分、ラップして冷蔵庫に入れて置いたものを食べてみました。

何と、生で漬けた方のの白い部分の辛みがかなり弱くなって、パリパリとぬか漬けらしくなっているではありませんか。

多少辛さは残っていますが、ムカムカすることもなく、普通に食べることができました。

お酒のつまみにはちょうど良い感じです。

 

茹でて漬けた方は、昨日よりも少し固くなって、パリパリ感が出てきた感じがします。

水分が抜けてそのような食感になってきたのかもしれませ。

辛みはほとんどなく、ぬか漬けっぽくなってきた感じです。

 

<総括>

1日(24時間)漬けた直後の状態では、あまりお勧めできないような結果でしたが、お皿に出した状態でラップして更に1日冷蔵庫で保管したら、生で漬けたもの、茹でて漬けたもの、供に食べやすくなりました。

1日漬けでは不十分だったのかもしれません。

 

今回「生」と「茹で」で試してみましたが、生の方が漬物らしい食感を保てそうです。

まだまだ成功とは言えませんので、今度2日以上漬けてみようかと思います。

 

 

手間なし本格ぬか漬け!<発酵食品をお手軽に>【かんたん ぬか美人】